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李 泰錫 さん   その3

結婚の風習は、女性はその生家の口減らしのために、男性側の家では労働力確保が本分であった。
年齢差は問題では無く、十分に働ければ、それでよかった。
極端な話、お金の無い男性は、例え恋愛中であっても結婚できない、金さえあれば12歳の少年が家のため、労働力の必要に迫られて、20歳の女性を娶ることなど、ざらで珍しいことではなかった。
畑仕事で疲れた幼い夫を妻がおぶって歩く姿は、まるで親子のようだが、そうではない。

社会は結婚している男性しか一般人として認めない。
年齢が30歳を過ぎて財力、縁故無く結婚を維持するだけの力の無い、貧しい男性は 「 総角 」 (チョンガー)と呼ばれ、その人格は容赦なく格下げの憂き目にあった。
12歳の子供といえども、妻帯者であれば立派な一人前で、結婚していない男性は馬鹿にされた。  狭い道で出会った既婚者と独身者、道を譲るのは独身者、譲られて当然とするは既婚者。
これは、ほんの1例で理不尽な差別はどこまでも続いた。

「チョンガー」 ・・・はて?どこかで聞いたような語彙である。
日本語だと思っていたが、れっきとした朝鮮語。

この話を聞いた泰錫さんはもう居ない。

泰錫さんの孫娘が私にくれた、はがきには 「祖父は祖母の33回忌に旅立ち、待っていた祖母と幸せな再会を果たしたのだから悲しまないでください」 と結ばれていた。

泰錫さんのご冥福を祈って止みません。

李さんのことをお読みくださって感謝に耐えません。 長々とありがとうございました。

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No title

◆結婚事情には、、理不尽そのものと、現代に生きる者には
思えますが、
古い時代にはそうも言ってられない、ことだったのですね

◆印象的な 言葉、一瞬にそのお方をイメージする
そんな、事柄とか、言葉とか、、人との思い出は、遠い思い出でも
何時までも、色あせないで、ひょこっと思い出したりしますね

それこそが、、人生の宝物と思います、

■チョンが―って 朝鮮語だったですか、へーーです

No title

ちあきさん  お読み頂いてありがとうございました。

出来るだ短く、としましたが、次から次へと思い出すことが沢山で、とうとう長っ尻になってしまいました。
まだまだ聞いてほしいことがあります、どうぞまたの機会をお与え、いいえ、押しかけで・・・と狙っております。どうぞよろしく。
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